「犯罪に走る必要条件になっている」
とはいえ、一方で、少子化も進んでおり、こうした要素を考えると、犯罪割合は激減しているとまでは言えないようだ。
また、女児への性犯罪で、アニメなどの愛好者がどれだけの割合でいるのか分からず、愛好者が多くないとは断定できないのも事実だ。最近は、事件も相次いでおり、名古屋市内で2012年9月3日、若い男が自分の父親を殺してまで女児を監禁するケースがあり、神奈川県内では5日、大学院生が女子中学生に痴漢したとして逮捕された。大学院生の場合は、アニメ好きとも報じられている。
アニメ好きについて、IT会社社長の生島勘富さんはツイッターで6日、犯罪に走る必要条件になっているとまで主張した。「少なくとも私はプリキュアとか見ないし、見ない成人男性は多いはず。 統計をとったわけでも、統計を見たわけでもないけれど、そういう犯罪を犯す人は、相当高い確率で、そういうアニメが好きなんじゃないかな?」というのだ。もちろん、アニメ愛好者らからは反論も相次いでいるが、生島さんは「是非、アニメを守りたいと思う人達は、アニメを見る見ないで、幼女に対する犯罪の割合は変わらない。って証拠を出して欲しい」とさえ言っている。
この問題を巡っては、ネット上は、なかなか決着がつかずに激論が交わされている。「ロリコン漫画は過激な描写が増えすぎてロリコンの範囲を超えてるよな」「さっさと規制しろよ!」といった声もある一方、「風俗と一緒、必要悪もあるよ」「規制しすぎて ガス抜き出来ないから問題になってると思う」との見方もあるようだ。