「やればできるということを体感することができた」
今国会での成果も強調。消費増税を柱とした社会保障と税の一体改革が成立したことについて、
「政治家が、使命感と覚悟を持ち、対極に立って取り組めば、政治の停滞は打破できることを証明していると思う。やればできるということを体感することができた」
と自画自賛した。その上で、成立させられなかった赤字国債発行法案については、
「どんな政権でも、この法案なしに政権運営することは不可能」
と説明し、
「さまざまな分野で大きな影響がでてくる恐れがある。野党にも危機感を共有してもらい、次期国会で速やかに可決するように願ってやまない」
などと野党に対して協力を求めた。
原子力規制委員会の委員長ら5人の人事案について国会での採決を見送り、閉会後に野田佳彦首相が任命する方針が批判されていることについては、
「十分に国会で理解を得られる状況では、現時点ではない」
「大事な役割を放って空白にすることはできない」
として理解を求めた。