多摩川で「トマト祭り」模倣イベント 河川敷が真っ赤に染まるのか

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   スペインの小さな町で毎年8月末、人々が熟したトマトをぶつけ合う「ラ・トマティーナ(トマト祭り)」というお祭りが行われている。世界中から人口の倍以上の観光客が集い、町を真っ赤に染める一大イベントだ。

   この「トマト祭り」を模したイベント「Tomatina House」が、東京でも開催されるらしい。お祭り好きの人々の間では盛り上がっているが、疑問の声も上がっている。

100人が400平方メートルの中でトマト投げ合う

2010年の本家「ラ・トマティーナ」の様子(flydime氏撮影、ウィキメディア・コモンズより)
2010年の本家「ラ・トマティーナ」の様子(flydime氏撮影、ウィキメディア・コモンズより)

   「Tomatina House」は2012年9月9日、東京・二子玉川の多摩川河川敷で行われる。公式サイトに掲載されていた実施概要によると、参加者は100人限定で、400平方メートルの会場の中でトマトを投げ合う。12時に二子玉川駅に集合し、12時30分からトマト祭りを開始する。参加費はお弁当、飲み物込みで1人2500円で、3人以上で申し込むと1人500円割引になる。主催は「YAMINAVE」とだけ書かれており、個人なのか団体なのか不明だ。連絡先としてGmailのアドレスが記載されている。9月6日現在、申し込みは締め切られている。

   インターネット上では「参加したい!」「楽しそうw誰か行こうよ」などの声がある一方、「これ、主催者は何者なの?というか、河川敷の使用許可って取れるの?」「食べ物を粗末にするとは、最低だな」「バックボーンがないのに上っ面だけ真似して何の意味があるの?」という批判や疑問も書き込まれている。

姉妹サイト