朝日新聞がK-POPに「オワコン」宣告 ネットでは「社旗罵倒の報復か?」の声

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   島根県の竹島問題を巡って日韓関係に緊張が続く中、朝日新聞がK-POPブームの陰りを伝える記事を掲載した。ネット上では「K-POPが朝日新聞からも見放された」と話題になっている。

   2012年9月5日付けの朝日新聞朝刊文化面に「K-POP 食傷ぎみ?」という記事が掲載された。「K-POPブームに陰りが見え始めた」という書き出しで始まっている。

「近いうちにブームは終わる」47%、「すでに終わった」25%

   記事によると、日本デビューした主なK-POPグループは2011年が15組で、2012年は8組。オリコンデータを基にデビュー作の初週売上げを集計したところ、2011年の平均3万7000枚から、2012年は1万8000枚に半減したという。

   韓国コンテンツ振興院日本事務所は「市場は飽和気味」とコメント。ブーム収束を見込んでアルバムの駆け込み発売を検討する、逃げ切り態勢のレコード会社もあるとしている。

   さらに8月15日から20日にかけ、朝日新聞の会員サービス「アスパラクラブ」を使ってアンケート調査を実施。30~60歳代を中心に3164人から回答があり、K-POPに関心が「ある」と答えた人が29%に対し、「ない」は71%。関心度の変化については「薄らいできた」が18%で、「高まってきた」の9%を上回った。

   また、「当面、ブームが続く」と考えている人は29%だったのに対し、「近いうちにブームは終わる」が47%、「すでに終わった」が25%。K-POPを好きか嫌いかについても「どちらかと言うと嫌い」が39%で「嫌い」も22%と、半数以上が好意的ではない。ファン層からも「最近は食傷気味」「日韓関係もあり、やや冷めた」という声が出ているという。

   これまでも他のメディアで類似の緊急調査はあったが、今回は回答者数が多い。しかも朝日新聞の読者層の反応ということで、注目される結果となった。

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