米アップルに見放されて破たん、上場廃止 携帯「マナーモード」生みの親のシコー

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アップル株は高値で推移

   シコーのスポンサーに名乗りをあげたのは、極小ベアリング製造のミネベア。ミネベアは2012年5月に、韓国の小型精密モーターのモアテックを買収。シコーはそれに続くもの。

   ミネベアはシコーから「AFLモーター」の製造を譲り受け、主力のモーター事業を拡大。シコーの国内の従業員約60人も引き継ぐほか、生産拠点の中国工場での製造はミネベアの関連会社の工場に移管する見通しだ。

   一方、米アップルの株価はニューヨーク株式市場で、カリフォルニア州連邦地裁で争われていた韓国サムスン電子との特許訴訟でアップルが全面勝利して以降、高値で推移している。

   8月27日には一時、過去最高となる680.87ドルまで買われ、時価総額は20日につけた6231億ドル(約49兆円)の史上最高記録をあっさり更新し、6382億ドル(約50兆2580億円)にまで拡大した。

   9月4日の株価は前日比9.73ドル高の674.97ドルだった。

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