大阪市営地下鉄の運転士が乗務中の喫煙で停職1年の懲戒処分を受けたことをめぐり、日本共産党に所属する石谷泰子市議(44)がフェイスブック上に「(運転士が)自殺しました」とする誤った情報を拡散したことについて、大阪市の橋下徹市長は2012年9月5日朝の囲み取材で「共産党だからしょうがない」と痛烈に批判した。
「私の知人から聞いたはなしです。是非、他言して下さいといわれました」
石谷市議は、9月1日、フェイスブックに、
「私の知人から聞いたはなしです。是非、他言して下さいといわれました。以下のとおり」
と、ネット上で拡散している文章を貼り付けた。
石谷市議が拡散した文章では、交通局の職員の現状について、
「既に、身ぐるみはがされて、ケツの毛まで抜かれています」
と表現した上で、停職処分を受けた運転士について
「先日(8月中旬、日付不詳)自殺しました」
としていた。さらに、自殺の事実が報じられないことについて、
「事実を断片的に報道し、核心的な部分を意図的にスルーすることにより、視聴者が勝手に誤解するように誘導する手口は、Mr.マリックも顔負けです」
とメディアを非難。その上で、文章は、
「また、橋下の犠牲者が一人増えました。できれば、彼を、最後の犠牲者にしてあげたいです。悲しくて、悔しくて、涙が止まりません」
と、橋下市長に対する批判で結ばれている。
「共産党だからしょうがない。ウソばっかりの政党」
石谷市議は9月4日深夜になって、掲載した文章について、
「寄せられた情報が事実として確かめられないままに発信したものでした」
と事実上撤回し、謝罪した。
橋下市長は、一連の経緯について感想を求められ、
「まぁ、共産党だからしょうがないんじゃないですか。ウソばっかりの政党ですから。事実誤認とウソばっかりの政党なので…。まぁ、それぐらいは…、共産党なので。3流週刊誌以下でしょう」
と、あきれた様子だった。