冬になればまた震えが始まる?
また、これまでも失恋をテーマにした歌詞はあったものの、「どんなに不安でも我慢していたら 今でも側にいてくれたのかな?」(「たとえどんなに…」)、「キミとの思い出 忘れない」(「失恋モード feat.WISE」)などと未練がましい歌詞が多かった。そのため、「Be Strong」について「やっと吹っ切れた」「会えなさすぎて我慢強くなったのか」という見方もあった。
ただ、今回の曲はホンダのCMに起用されている。CMのキャッチコピー「強くなれ、進め、わたし。」に合わせて西野さんが歌詞を書いたという可能性もあり、「冬になればまた震えが始まる」という説も有力だ。
西野さんのように恋愛の辛い経験を一人称の歌詞で歌うスタイルは「ギャル演歌」と呼ばれる。西野さんの心情にどのような変化があったのかは不明だが、 ギャルのためのエンタメサイト、GRP(ギャル・リサーチ・プレス)編集長のまぁ~ささんは
「2009年ごろは西野カナさんや加藤ミリヤさんのような切なくて、ある意味病んだ歌がギャルに支持されていて、カラオケで感情移入しながら歌うという感じでしたが、最近はAKB48やゴールデンボンバーのような元気でテンションの上がる『アゲソン』も人気。そういうことも影響しているのでは」
と話していた。