5歳児をポリ袋に入れた母親の虐待 芦田愛菜ドラマ「Mother」そっくり

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   高級住宅地として知られる東京都目黒区碑文谷で、母親が5歳児を虐待した殺人未遂事件は、あのドラマをほうふつとさせるとネット上で話題になっている。

   白いイタリアの高級車が見える3階建てのお洒落な一軒家。そんな幸せそうに見えるところで、悲劇は起きた。

容疑者の母親「しつけのつもりだった」

   報道によると、母親(41)は2012年9月2日昼ごろ、3男(5)の手足をアザができるほどヒモできつく縛り、頭と足の両方向からポリ袋をかぶせた。そして、ポリ袋同士を粘着テープでとめると、そのまま2階の居間に10分以上放置された。外出先から返ってきた夫(45)が、2男(9)から3男の様子がおかしいと言われ、ぐったりした3男を見つけて119番通報した。

   3男は病院に運ばれたが意識不明の重体で、警視庁碑文谷署は、母親を殺人未遂の疑いで逮捕した。調べに対し、片付けをするように言ったが、言うことをきかなかったのでやったといい、「しつけのつもりだった」と供述している。殺意は否認しているという。

   このニュースが流れると、ネット上では、あるテレビドラマにシチュエーションが似ているとの指摘が相次いだ。

   それは、日テレ系で2010年4~6月に放送された「Mother」だ。人気子役の芦田愛菜さん(8)がブレイクするきっかけになったことで知られる。

   ドラマでは、愛菜さん扮する小学1年生が、恋人と同せいを始めた母親から、食事を満足に与えられないといった虐待を受けるようになる。そして、ある夜、叩かれてゴミ袋に入れられ、そのまま家の外に放置されたのを、担任の女性教師に見つけられ…といったストーリーだ。

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