郵政不正事件で無罪の村木氏、厚労省局長に復帰

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   郵便料金不正事件で逮捕・起訴され、その後無罪が確定した内閣府の村木厚子政策統括官が、生活保護などを担当する厚生労働省の社会・援護局長として復帰することが、2012年9月4日の閣議で決まった。村木氏が厚労省に復帰するのは逮捕された2009年6月以来約3年ぶり。

   小宮山洋子厚労相は閣議後の会見で、「女性がしっかりと仕事をしてきて、そういう職に就くだけの経験を積んできた結果」と話した。また、社会・援護局長に充てたことについて、「社会保障と税の一体改革法案が成立したこのタイミングで復帰してもらいたいと考えた。社会・援護局の福祉基盤課長などの経験があり福祉分野にも明るい」と期待した。

   雇用均等・児童家庭局長には、石井淳子大臣官房審議官を充てた。厚労省で女性局長が2人になるのは10年ぶり。

   阿曽沼慎司事務次官の退任に伴う後任には、金子順一労働基準局長を充てた。旧労働省出身の事務次官の就任は6年ぶり。

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