「強制わいせつ」文春記事は「事実無根」 中田ヤスタカ、販売中止と回収求める

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   Perfumeなどを手がける人気音楽プロデューサーの中田ヤスタカさん(32)が「週刊文春」に掲載された「強制わいせつ」記事に対して「事実無根」と反論した。同誌に対して、販売中止と回収、訂正記事の掲載などを求め、法的措置を取ることも示唆している。

   記事が掲載されたのは「週刊文春」の2012年9月6日号。「Perfumeプロデューサー『密室ワイセツ』を被害者が告発」という見出しだ。

最近はきゃりーぱみゅぱみゅをプロデュース

事務所サイト
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   記事には「被害者」だという20代女性が登場。地方都市で行われた中田さん開催のクラブイベントに参加した際、中田さんから「君、カワイイね」「今日は一緒にいてくれない?」と声をかけられた。

   その後、女性は中田さんに強い酒を何杯も飲まされ泥酔状態になってしまった。ホテルに連れ込まれ胸などを触られたという。

   中田さんはPerfumeのほか、最近はきゃりーぱみゅぱみゅさんをプロデュース。オシャレなサウンドと可愛らしい歌詞、世界観で女性のファンも多い。記事の真偽は不明だが、かなりショッキングな内容だ。

   記事中で中田さんの所属事務所は「貴殿書面記載の事実は一切ありません」と弁護士を通して否定。さらに8月31日、事務所サイトに「週刊文春の記事につきまして」という文章を掲載した。

週刊文春「記事には十分自信を持っております」

   「当社所属の音楽プロデューサー中田ヤスタカが、クラブイベントにおいて、女性に無理矢理酒を飲ませ、その後同女性に強制わいせつ行為をしたとの記事が掲載されました」と説明し、「本件記事記載の事実は一切なく、全て事実無根」と強く否定する。記事は中田さんと事務所の名誉を著しく毀損するとして、断じて許すわけにはいかないとしている。

   「週刊文春」を発行する文藝春秋社に対しては8月29日付けで顧問弁護士を通じて内容証明を送付。「直ちに本件雑誌の販売を中止し、その全てを回収すること」を求め、これができないのであれば、「遅くとも次号の『週刊文春』発売までに、本件記事が真実でない旨の訂正記事を掲載すること」を要求した。どちらの措置も行われない場合、法的措置をとることを通知したという。

   「週刊文春」編集部はJ-CASTニュースの取材に対し「記事には十分自信を持っております」と話している。

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