「高く」感じるわけ、端末代金も「月額料金」に加算
通信キャリアから請求される毎月の利用料金を見て、「スマホは高い」と感じるユーザーは少なくないようだ。スマホは通話より、インターネットの閲覧や情報収集、ゲームなどをメインに使っているユーザーが多い。
料金方式にもよるが、おもしろいゲームや有料のアプリケーションにはまって「通信料が高額になった」というユーザーもいるはずだ。
また、通信キャリアから請求される利用料金には、通話料や通信料のほか、スマホの端末代金が加算されている場合がある。スマホの価格は約5~8万円と安くなく、若者ほど分割払いを利用して購入している。
たとえば、高価なスマホになれば、24回の分割払いで月々3000円超も通信料金に上乗せされることになるわけだ。
信用情報機関のシー・アイ・シー(CIC)によると、スマホを含む携帯電話の端末代金の返済が3か月以上滞る、いわゆる「延滞債権」の登録件数が、登録が義務付けられた2010年12月の92万2000件から、12年6月は約2倍の173万7000件に達した。
スマホの利用料金が「高い」と感じられるのは、こんなところにもあるようだ。