熱いK-POPファン「禁止されたら日本出る!」
新大久保のにぎわいと同じように、インターネット上でも韓流ファンの熱は衰えていないことがうかがえる。
みんなの党の浅尾慶一郎衆議院議員が衆議院予算委員会で政治的パフォーマンスを行う韓流タレントの入国ビザを止めることを提案したり、東スポが自民党関係者の話として「韓流とかK-POPを禁止したらいい」などと報じたりしていることについて、ツイッターでは、
「なんかさ自民党がKポプ(K-POP)禁止令を提案しようとしたんやろ?なんで政治に文化を巻き込もうとするんかね」
「K-POP禁止になったら日本出るからね!」
「superjunior(韓国のアイドルグループ)に会えなくなるとか無理!いやだっもぅ政治家考え直してよ」
などとツイートされている。さらに「#KPOP禁止に反対の人RT」というハッシュタグまで作られている。「韓国に幻滅した」という韓流ファンもいるにはいるが、少ない。
韓流ファンは大別して二種類いるといわれる。ドラマは主婦層が多いといわれているが、K-POP関係では圧倒的に若い女性が多い。そのせいか新大久保ですれ違った人々やツイッターで意見しているのは若い女性が目立つ。若年層は政治問題と文化交流を切り離して考える人が多いのだろうか。彼女たちの「韓国愛」はまだまだ冷めていないように見えた。