「韓流タレント入国禁止案」も 年末歌番組のK-POPはどうなる

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「政治と芸能関係ない。日本が太っ腹見せよう」

   「反韓流」感情が高まり続ける中、これまで通り年末の歌番組にK-POP勢が出演することはありえるのだろうか。

   音楽評論家の加藤晋さんは、「ある程度は出演するだろう」と見ている。国民感情に多少配慮してあまり名の知られていないグループなどを積極的に出すことはないだろうが、東方神起や少女時代、KARAなど、日本でも有名だったり売れていたりと「必然性のある」グループが出演するのではないかとのことだ。日本は文化交流の面でも「なるべく波風を立てない、大人しくしておこう」という空気があるので、テレビ局は「K-POP締め出し」のようなことは避けるだろうと話していた。

   一方、芸能評論家の肥留間正明さんは「K-POPの紅白出場がゼロになる可能性もある」と指摘する。11年は3組の出場だったのが12年はもっと増えるのではないかと日本の音楽業界が危惧していたところに、李大統領の竹島不法上陸や天皇陛下を侮辱する発言があり、完全に日本人に「反K-POP感情」を植えつけてしまった。NHKは国民から受信料を徴収しているだけに、世論を無視できない。これからもっと反感が高まっていけば、K-POP勢の紅白出場はないこともありえると見ている。ただし、肥留間さんは「政治と芸能は関係ないのだから、韓流が好きだった人は今まで通り応援すればいい。せっかく日韓で親しい文化交流が始まっていたのだから、ここで日本が太っ腹を見せようじゃないか」と話していた。

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