竹島問題で「韓国許せない」 韓流ファンの半数近くが女性誌に回答

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   韓国の李明博大統領の竹島上陸や天皇陛下への謝罪要求発言などから、日本の韓流ファンのあいだでも「反韓感情」がジワジワ高まっているようだ。

   女性セブン(2012年9月6日号)は、韓流ファンの20~60歳代の女性100人に緊急アンケートを実施。いまどんな気持ちで竹島問題を見つめているのか、聞いた。

20~30歳代中心に「ファンやめる」

   「竹島問題のニュースを見てどう感じましたか」の問いには、韓流ファンでも半数近くの47%が「韓国のことを許せない」と回答した。年齢別では50歳代以上がやや多かった。また、「興味がない」と答えた女性も20~30歳代を中心に20%いた。

   一方で、韓国側の行動が「理解はできる」と答えた人は12%、「韓国を応援したい」は3%だった。

   「これまで竹島問題に関心がありましたか」の問いには、「興味深くニュースを見てきた」が53%。「あまり関心はなかった」は43%。「知らなかった」人は2%だった。なかには、韓流ファンになったことをきっかけに関心をもった女性もいたという。

   20歳代、30歳代を中心に、10%が「もう韓流ファンをやめようと思う」とも回答した。

   ただ、「日本でも反韓感情が高まりつつありますが、韓流ファンであることについてどう感じますか」との問いには、「政治と芸能は別だと思うのでファンはやめない」が71%を占め、「むしろ架け橋となるため一層応援していきたい」との答えも12%あった。

   韓流ファンに対し、J-CASTニュースが独自取材すると、女性セブンのアンケートでわかったような意識が垣間見られた。

韓流めぐって、夫婦間にも溝が…

   娘とともに東方神起のファンというある主婦は、「気持ちは複雑」と明かす。

   竹島問題が起こっても、東方神起は好きな気持ちは変わらない、とこの主婦は言う。8月25日には、エイベックスグループが開催した野外ライブ「a-nation」を、娘と2人で楽しんできた。

   とはいえ、李明博大統領が天皇陛下への謝罪要求をしたことや野田首相の親書を受け取らなかったことについて、「一国の大統領とは思えないし、あんなことがあったら、少なくとも(韓国へ出かけて)おカネを落とそうとは思わなくなった」と話す。

   また、今回の竹島問題をきっかけに、夫が韓流に苦言を漏らすようになったという別の40歳代の主婦もいた。

   近所の主婦仲間とK‐POPミュージシャンのライブを見に出かけたり、2~3回は韓国に行ってエステにはまったりしていたが、これまで黙認していた夫が急に口うるさくなったという。

   国内でも、韓国料理や韓流グッズの店が立ち並ぶ新大久保界隈で「反韓デモ」が起こるような事態になった。こうしたことを受けて、夫から「どういう状況かわかっているんだろうな。いい加減にしておけ」とクギを刺されたというのだ。

   この主婦は、「いままで黙認してくれていただけなのはわかっていましたし、心配してくれて言っているのはわかりますが…」と悩みを打ち明け、夫婦間にも溝が生じていると話した。

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