韓流めぐって、夫婦間にも溝が…
娘とともに東方神起のファンというある主婦は、「気持ちは複雑」と明かす。
竹島問題が起こっても、東方神起は好きな気持ちは変わらない、とこの主婦は言う。8月25日には、エイベックスグループが開催した野外ライブ「a-nation」を、娘と2人で楽しんできた。
とはいえ、李明博大統領が天皇陛下への謝罪要求をしたことや野田首相の親書を受け取らなかったことについて、「一国の大統領とは思えないし、あんなことがあったら、少なくとも(韓国へ出かけて)おカネを落とそうとは思わなくなった」と話す。
また、今回の竹島問題をきっかけに、夫が韓流に苦言を漏らすようになったという別の40歳代の主婦もいた。
近所の主婦仲間とK‐POPミュージシャンのライブを見に出かけたり、2~3回は韓国に行ってエステにはまったりしていたが、これまで黙認していた夫が急に口うるさくなったという。
国内でも、韓国料理や韓流グッズの店が立ち並ぶ新大久保界隈で「反韓デモ」が起こるような事態になった。こうしたことを受けて、夫から「どういう状況かわかっているんだろうな。いい加減にしておけ」とクギを刺されたというのだ。
この主婦は、「いままで黙認してくれていただけなのはわかっていましたし、心配してくれて言っているのはわかりますが…」と悩みを打ち明け、夫婦間にも溝が生じていると話した。