ハンマー投げ室伏の母親が生活保護 「親子の縁切った」に様々な意見

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   五輪男子ハンマー投げ銅メダリスト、室伏広治選手(37)の母親が生活保護を受給していたことが分かり、ネット上で様々な意見が出ている。両親離婚後は接点がないと援助していないが、親子なのは変わらないからだ。

   受給がクローズアップされたのは、「女性自身」2012年8月21日発売号が「ロンドン五輪番外秘話」として特集記事を出したことだった。

一般論として「援助できないかお願いする」

   室伏広治選手は、中学生のころの1988年に両親が離婚し、親権は同じハンマー投げの選手だった愛知県みよし市在住の父親の重信さん(66)が持つことになった。そして、妹で女子円盤・ハンマー投げ選手の由佳さん(35)とともに、重信さんの下で選手として大成した。

   これに対し、女性自身の記事によると、ルーマニア出身の母親、セラフィナさん(62)は、隣接する豊田市内の自宅で15年前から生活保護を毎月7万円ほど受給するようになった。離婚後に別の男性と結婚したものの、男性は事業が失敗して連絡が取れなくなった。また、自らも持病と高齢のため十分に働けず、男性との間にできた息子も地方に就職してギリギリの生活を送っており、支援を受けるのは難しいという。

   室伏選手は、由佳さんと同じくセラフィナさんに援助していない理由として、「母と何らかの関わり合いを持つ事は、父親に対して重大な裏切りだと認識しております」と説明している。そして、「今後も母親と接点を持っていく考えはありません」と断言した。セラフィナさんとは親子の縁を切っているので、援助はできないということのようだ。

   豊田市の生活福祉課では、このことについて、「個人的なことはお話しできない」としているが、一般論としてこう説明する。

   「両親が離婚しても、戸籍は消滅しないので、実の子どもだとみなします。そして、援助できないかお願いすることになります」

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