「不思議ちゃん」の柔道金メダル松本薫 妖精を見る方法を子供たちに伝授

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   ロンドン五輪女子柔道57キロ級で金メダルに輝いた松本薫さん(24)は、「妖精が見える」発言で有名だが、子供たちとの交流会に出席した2012年8月21日に、妖精を見る方法を伝授して会場を盛り上げた。

   松本さんは金メダル獲得後のインタビューで、妖精が見えるというのは本当なのか、と聞かれると、「柔道場で麦茶を飲もうとしたら、10センチくらいの緑色の妖精が現れた。本当です」などと答えた。UFOも見たことがあるといい、「不思議ちゃん」と呼ばれるようになった。

「皆さんは妖精を見ていないんですか?」

   ロンドン五輪柔道では男女共に金メダルがなかなか取れず、やっと松本さんが1つ目に輝き、日本柔道界の救世主ともてはやされた。

   闘争心むき出しの表情は見ていて怖いほどで、「野獣」というニックネームもちょうだいした。一方、妖精が見えるという発言からメルヘンチックな意外性が見つかった、として好感度が一層アップすることとなった。

   松本さんが見た妖精というのはどんなものなのか。東京スポーツの電子版12年8月20日付けは、松本さん自筆の妖精の絵が掲載された。羽のようなものが付いているものなのだが、ディズニーアニメのティンカーベルとはかけ離れたもので、

「しばらくすると、どこかに飛んでいったんですよ」

とインタビューに答えている。

   「週刊新潮」(12年8月30日号)では、妖精が麦茶の中から出てきた、と話し、それは通りすがりの妖精だそうだ。

「逆に『皆さんは妖精を見ていないんですか』と聞きたいですね」

   8月21日には東京都多摩市で行われた子供たちとの交流会に出席し、男の子から、

「松本さんは緑の妖精を見たことがあるそうですが、どうやったら見られますか?」

と質問されると

「あの、たぶん普通に飛んでくるんで、それを、じっと見てれば見えます」

と答えた。

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