産業能率大学スポーツマネジメント研究所は2012年8月21日、「ロンドン五輪の選手と競技に関する調査」の結果を発表した。
五輪で中継を見た選手に関する評価の高低で付けた点数を合計した「感動度」では、卓球の福原愛選手が1位、2位が同じく卓球の石川佳純選手、3位がサッカー女子の澤穂希選手だった。
五輪前調査における期待の大きさと五輪後調査における評価の差を示す「びっくり度」は、1位がレスリング女子の小原日登美選手、2位が柔道女子の松本薫選手、3位が水泳の鈴木聡美選手。五輪前調査で算出した期待の大きさを100として、五輪後調査の評価がどれほど上昇しているかを算出した「ブレイク度」は、1位がレスリング男子の米満達弘選手、2位がフェンシング男子の三宅諒選手、3位がアーチェリー女子の蟹江美貴選手だった。
国内での五輪開催についての調査では、日本国内で五輪を開催して欲しいと答えた人が47.9%、2020年の東京五輪招致に賛成と答えた人が46.1%だった。
この調査は五輪前の7月17日から20日までに日本代表全選手の認知や期待などを2万人にアンケート調査し、この中の1000人に五輪後の8月14日、全選手の認知や評価などを尋ねた結果を分析したもの。