旧西ドイツ首相のホロコーストへの謝罪を引き合いに…
さらに、1970年に旧西ドイツのヴィリー・ブラント首相(当時)が、ポーランドの首都ワルシャワの、ユダヤ人ゲットー跡地で跪いて献花し、ナチス・ドイツ時代のユダヤ人虐殺(ホロコースト)を謝罪したことを引き合いに、
「今上天皇は手遅れになる前に、ブラント首相のように膝をついて謝罪する写真を歴史に残すべきだ」
と、コラムを締めくくった。
なお、ブラント首相の謝罪をめぐっては、「ホロコーストに対して謝罪したのであって、戦争や侵略行為について謝罪したものではない」という説もある。さらに、コラムでは、天皇陛下の訪韓を求めているのは韓国側だということについても触れられていない。
コラムは日本語版にも転載され、21日夕まで1300回以上ツイートされている。1記事に対するツイートの数としては異例の多さだ。その内容のほとんどが、
「韓国の日本に対する理解不足の標本的な見本」
「教育とは恐ろしい」
などと、筆者の勉強不足を指摘するものだ。