慰安婦謝罪「日本女性1200人」の正体 統一協会メンバー説も出る

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紀藤正樹弁護士「韓国内での地位を高める狙いでは」

   その2012年8月14日付記事では、慰安婦謝罪を繰り広げたメンバーについて、「ほとんど統一教会信者だ」と報じている。

   また、ほかの韓国メディアでは、「日韓の歴史を克服し友好を推進する会」について、江利川安栄代表の実名を挙げたところもあった。この代表者は、かつて統一協会の日本法人の会長だったとみられている。

   しんぶん赤旗の10年5月11日付記事によると、大学非常勤講師の調べで、統一協会信者の日本人女性が韓国の農村部などに約7000人いると分かっている。もしそうなら、韓国各地で約1200人を動員することも十分可能なわけだ。ちなみに、男性信者は韓国に約300人いるという。

   霊感商法被害に取り組む紀藤正樹弁護士は、代表者がそうなら統一協会の別働部隊の可能性もあるとして、その狙いについてこうみる。

「慰安婦問題を訴えるイ・ミョンバク大統領を側面援護して、韓国内での地位を高め、立場を強くしようということでしょう。国内での勢力はまだまだ弱いので、キャスティングボードを握りたいということだと思います。もともと統一協会は、『韓国右翼』の側面があり、国策上強い韓国を目指していたこともあります」

   統一協会のメンバーは、韓国で毎年のように慰安婦問題を訴えていたという。

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