「ピーター・バラカンに解説して欲しかった」
視聴者の中には音楽を楽しみにしていた人も結構いたようで、ツイッターには「イギリスって国がどんだけ、音楽を大事にしているのか気づけよ」「解説うるさすぎ。歌ってるときくらい黙っとけ」「せっかくの音楽がきこえないよ。雰囲気ぶち壊しだよ」といった呟きがたくさん出た。「アナウンサー黙れ」というハッシュタグまで登場した。
また中継では、ロックバンド、Museがオリンピック公式ソングを歌っているのに解説で言及がなかったほか、コメディ・グループ、モンティ・パイソンのエリック・アイドルさんが出てきても、ただ「アーティスト」と紹介されて終わりだった。こうした点についても「英国文化の予習が足りない」といった声もあった。
「あなたがここにいてほしい」をもじって「あなたが実況席にいてほしい」とし、音楽評論家の小林克也さんやピーター・バラカンさんに解説をして欲しかった、という書き込みもある。
ただ、NHK広報によると、閉会式の解説に関して、視聴者からは特に問い合わせの電話等はなかったという。
ツイッターなどでは「田舎のおじいちゃんおばあちゃんにも分かるようにやってるんだから、しょうがないだろう。第一義ではロックファンのための中継ではない」「せっかく地デジになったんだから解説なしの現地音声も選択できるようにすればよかったのに」という見方もあった。
(追記)その後、8月15日にNHKから「解説についていくつか視聴者から批判の声をいただいております」との連絡があった。