ロンドン五輪で金メダルに挑んだ女子サッカー日本代表、なでしこジャパンは2012年8月10日(日本時間)に行われた決勝で米国に1-2で敗れ、初の銀メダルを手にした。
深夜にもかかわらず、試合終了直後には、ツイッター上やコメント、ブログには健闘を称える温かい声が寄せられた。
「いま、彼女たちは、誰よりも、美しい!!」
決勝戦は日本時間では深夜から早朝にかけて行われたにもかわらず、「#nadeshiko」といった関連ハッシュタグでは、
「ありがとう、なでしこジャパン!」
「本当にお疲れ様でした」
といった声が相次いだ。政界から芸能界まで、幅広いジャンルの有名人も感想を寄せた。
タレントの水道橋博士さんは
「日本の女性は強い――。今日の朝、身に沁みた」
と激賞。ジャーナリストの江川紹子さんも、「澤選手の人間としての大きさと品格に、金メダル以上のプラチナメダルを捧げたい」とつづった。ジョン・ルース駐日米大使は
「素晴らしい試合!!! 両チームとも素晴らしい!! アメリカ女子サッカーチームおめでとう」
と両チームをねぎらった、
NHKのロンドン五輪テーマソング「風が吹いている」を歌っている「いきものがかり」の水野良樹さんも「いま、彼女たちは、誰よりも、美しい!!」と、興奮した様子。表彰式での様子を
「ピースして怒られてる(笑)」
とも伝えた。
またヤフーなどのコメント欄では「君たちは日本の誇りだ」「ありがとう、よくやった」「胸を張って帰ってこい」といった投稿が殺到した。
「表彰式でのマナーはどうかと思った」の声も
表彰式では「はしゃぎすぎ」だとして苦言を呈する向きもあったようだ。例えば、「ヒゲの隊長」こと、自民党の佐藤正久参院議員は、「初めてのオリンピックでの銀メダル!健闘にエールを送りたい」としながらも、
「ただ、表彰式でのマナーはどうかと思った。メダルプレゼンターの目を見ないでのカメラに向かってのVサインは、どうかと思う。また米国国旗掲揚時、カナダ選手同様、すぐに姿勢を正すべき」
と指摘。この点は選手側も多少は意識している様子で、丸山桂里奈選手は
「表彰式ではピースするっていうのがあって、私のするタイミングがかなり悪かったです。すみません…みんな表彰台では元気に明るくいこうて頑張りました!最高の笑顔でって!」
とツイートしていた。