大阪市の公募区長に就任したばかりの榊正文・淀川区長(44)が、ツイッター上で利用者を「アホか、相当な暇人やな」などと罵倒していたことが分かり、橋下徹市長は2012年8月9日の定例会見で、「それはダメです」と発言を批判した。
榊区長は、ツイッター利用者の
「市民として市長に訴えてるんですが。その上から目線は何ですか?」
「おい、淀川公募区長。えらい発言をしているねえ。懲戒処分が必要だねえ」
といった感情的な書き込みに、「どうしたいの?」などと応酬してきた。8月7日から8日にかけて、榊区長は別の利用者から「これまでの暴言について明確に謝罪してからが初めてスタートライン」と呼びかけられたことに反応して、
「アホか、相当な暇人やな」
と書き込んだ。
この発言について、橋下市長は「それはダメです」と断言。その上で、
「公選職ではなく一般職ということを認識しなければならない。僕と同じやり方ができるかというと、そうではない。ましてや、ツイッターで一般の有権者が色々言ってきたとしても、アホとかバカとか、そうこう言葉遣いは行政職としては許されない。すぐに注意する」
と、処分を含めて検討することを明らかにした。