東証でシステム障害、デリバティブ取引が一時すべて停止

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   東京証券取引所でシステム障害が発生し、2012年8月7日午前9時22分から、東証株価指数(TOPIX)先物や長期国債先物などすべてのデリバティブ(金融派生商品)取引が一時停止した。約1時間半後の10時40分には注文の受付を再開したが、原因は「現在、調査中」としている。

   現物株式の取引に支障はなかった。

   東証では2012年2月にも現物株式の取引システムで障害が発生していた。また、現在のデリバティブ取引システム「Tdex+」は2009年10月に稼働。10年1月に日本国債の一部銘柄でシステム障害による売買停止があったが、取引全体が停止するのは初めて。

   相次ぐシステム障害は株式市場の信認を揺るがしかねない。

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