大阪市の橋下徹市長は2012年8月3日朝の囲み取材で、サッカーの日本女子代表「なでしこジャパン」がロンドン五輪の南アフリカ戦で引き分けを選択したことで、一部に批判が出ていることを念頭に、
「僕は、勝つためであればルールの範囲内であれば、戦術・戦略、いろんなことをやっていいと思いますけどね」
と、なでしこジャパンの対応に理解を示した。五輪観戦の感想を聞かれたのに対して答えた。
市長は、
「全部リアルタイムで見られている訳じゃないんですけど、必死になって、勝負する姿というのはいい」
と五輪観戦を楽しんでいる様子。その上で、
「残念なことに、戦略というか戦術で今、批判をあびているようなところもありますけれどね。うーん、難しいですね。やっぱり当事者(の立場)に立てば、勝つことがある意味全てになってくるので…。オリンピックはどうなんでしょう、観客のためとか国民のためにやってる訳じゃなくて、選手個人が勝つためにやればいいと思いますからね」
と、「勝つこと」を優先すべきだとの考えを示した。