北島康介「悔いなし」、笑顔で後輩讃える 「やばい・・・泣けてきた」

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   無冠に終わった競泳・北島康介選手(29)の戦いぶりが潔いと、ネット上で話題になっている。

   五輪3連覇がかかった2012年8月1日の男子200メートル平泳ぎ決勝。北島康介選手は最初からグングン飛ばし、世界記録を上回るペースに――。

過半数が「メダル獲得ならず」予想

 メドレーにも意欲
メドレーにも意欲

   100メートルのターンまでは、北島選手は、3日前にメダルを逃した悔しさをぶつけるような快調な泳ぎを見せた。

   しかし、150メートルほどのところで失速し、ハンガリーのダニエル・ジュルタ選手(23)に逆転を許す。そして、最後は、立石諒選手(23)との銅メダル争いになり、僅差でまたもや表彰台を逃してしまった。

   200を制したジュルタ選手は、2分07秒28の世界新記録を打ち立てた。3日前の男子100メートル平泳ぎ決勝でも、南アフリカの若い選手が世界新で金メダルを獲得している。もはや、新しいパワーが台頭してきたことは明らかだった。

   ヤフー・ニュースが五輪開幕前に行った意識調査では、4月に急逝したライバル、アレクサンドル・ダーレオーエンさんの100メートルの記録を北島選手が超えられると答えたのが、過半数の58%にも達した。これは、五輪3連覇への期待感を示すものだ。

   ところが、100メートルで5位に沈んだ後に行った調査では、次の200メートルで北島選手が「メダル獲得ならず」と予想した答えが、過半数の52%を占めた。100メートルの泳ぎを見て、さすがの北島選手にも衰えが見られ始めたと感じた人は多かったようだ。

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