大手百貨店、夏のバーゲンセール空振り 7月の売上高減少

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   大手百貨店の夏のバーゲンセールが空振りに終わった。三越伊勢丹ホールディグスや高島屋などの2012年7月の売上げが軒並み下落し、「夏のバーゲンセール」はふるわなかった。

   この夏は一部の百貨店がセールの開始を例年より遅らせる「分散開催」を行ったが、複数の店舗や売り場を回り、まとめ買いや商品比較をしたいという消費者の意欲がそがれ、盛り上がりに欠けた。

   大手百貨店4社が2012年8月1日に発表した7月の売上高(速報値、既存店ベース)は4社すべてが前年実績を下回った。バーゲン開始を7月13日に先送りした三越伊勢丹は前年同月比2.6%の減収。高島屋は子会社を含む18か店の合計で3.1%減だった。

   セブン・アンド・アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武は前半の売り上げが伸び悩んだことから、3.1%減。阪急阪神百貨店も5.1%減った。

   8月2日に発表のJ・フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋は1.5%減だった。

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