仮設住宅の集会所で学習支援 集中して勉強した後は【福島・相馬発】

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7月15日(日)、福島県相馬市大野台第7仮設住宅の集会所で学び場☆ふんばるんばを開催しました。

6月17日の第1回目に続く、2回目の開催です。


午前11~12時までを小学生の部、午後1時から3時までを中学生の部としました。 これは前回、小学生低学年や未就学児の参加が多く、その状況で、中学生が集中して学習するのは困難であろうとの反省からです。


午前10時の開始時間には小学校1・2年の児童が4名そろい、みんな学習意欲が旺盛で、百ます計算や持参した課題に集中して取り組んでいました。前回から引き続き参加している4・5年生も自分の課題に取り組んでいました。


未就学の子どもたちも集まってきて、紙芝居などを楽しみました。


みんなが集中して学習したので、最後は思いっきり体を動かそうと大縄跳びの時間。最初は全く跳べなかった1・2年生もスタッフの丁寧な個別支援の後、大縄に再挑戦し、成功!とてもいい笑顔を見せてくれました。


お昼の休憩時間には同集会所で支援物資の夏物の婦人服を配布しました。事前告知が十分でなかったため、スタッフみんなで分担して告知に回ると、たくさんの人が来てくださり、ほとんどのものを配布することができました。


午後は中学生の部でした。前回から引き続き参加の2年生男子と、初参加の3年生女子の2名でした。それぞれ英語や歴史を勉強していました。


活動終了後、大縄跳び再開。午前中参加の小学生も再び、加わりみんなで楽しく跳びました。


子どもたちの笑顔をたくさん見ることができて、私たちとしてもとても嬉しい1日となりました。

月に一度の学習会ではできることも限られてくるとは思います。しかし、子どもたちの興味や意欲を引き出し、彼らが積極的に学習に取り組めるよう、これからも支援を続けていきたいと思っています。

(ふんばろう東日本支援プロジェクト「学習支援プロジェクト」 小)



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ふんばろう東日本支援プロジェクトでは、震災によって大きく変化した子どもたちの学習環境において、学びをサポートする大学生・社会人の派遣、学習教材の提供などを通して、子どもたちの学びたい気持ちを伸ばし、未来を選んでいける力を育てるお手伝いをしています。
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