一時は離婚で落ち込んでいた
女性自身の記事について、2ちゃんねるでは記事の信ぴょう性を疑う意見が多く書き込まれている。一方、「三谷はエッセーでは小林にベタ惚れしてるみたいだった 彼女がいないと自分はダメ、みたいな 変わってるから次の相手探すのもなかなか難しいのかな」「三谷の気持ちはわかる 女は小林みたいになったらもう復縁不可能なんだろうけどさ」といった「未練あり」の見方も少なくない。
三谷さんは11年11月7日放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)で、離婚後に町内会の班長として、各家庭から募金を集めている様子を密着取材されていた。三谷さんは「町内会の班長がよりによってこの時期に来てしまったという最悪の状況ですね。そして今うちは奥さんが荷物を運び出している、そういう状況下で回らないといけない…」と話し、自宅から小林さんの荷物を積み込んでいる引っ越しトラックの横を寂しげに通り過ぎた。そして「直接こういう物語を書くことはないと思いますけど、結構自分の中でハードな時期に、家庭のことをやらなきゃいけないシチュエーションみたいなね、何かに使えるかなという気がしてますけどね」と、離婚に落ち込んでいることを匂わせつつ、それも仕事に活かそうとしている様子だった。
番組内では「仕事以外のことには無頓着。やり方もすぐに忘れてしまう」というナレーションも流れていた。
三谷さんは12年2月、伝統ある劇場芸能の保存、向上に貢献した人に贈られる「第33回松尾芸能賞」大賞、4月には東宝の演劇賞「第37回菊田一夫演劇賞」大賞を受賞した。6月27日には自身が執筆した本格小説「清須会議」が発売されたほか、チェーホフの「桜の園」を三谷さん流に演出した演劇「三谷版『桜の園』」を6月から7月にかけて上演。8月11日からは初の文楽作品「其礼成心中」が上演される。寂しさのうかがえる私生活だが、仕事面はますます絶好調のようだ。