東武鉄道は2012年7月31日、12年4~6月期の連結決算を発表した。
純利益は前年同期比24%増の46億円で、4~9月期の純利益予想(48億円)に迫った。東日本大震災の反動増のほか、5月22日の東京スカイツリータウンの開業が増益につながった。
売上高は前年同期比2.5%増の1382億円、営業利益は46.2%増の116億円だった。不動産事業はマンション販売の収入を前年度に計上した反動などで33.9%の減収となったが、東京スカイツリータウン開業にあわせたキャンペーンの実施などで、運輸事業、レジャー事業、流通事業はいずれも増収となった。