ゲームや音楽配信とショッピングにも参入
サービスを開始してから7か月でアプリが累計1500万ダウンロード。12年3月には2000万ダウンロード。1か月に500万人以上のペースで増え続け、6月6日には登録ユーザー数が世界4000万人、国内は1800万人を突破。7月26日には世界5000万人、国内2350万人を突破した。
最も利用しているのは20代前半の女性で、国別では日本、韓国、台湾などのアジアが中心。ロシア周辺諸国でも利用者数が急増しており、今後は北米・中国市場にも本格的に打って出る。
また、今回のロンドン五輪でも「LINE」は使われていて、柔道女子日本代表とスタッフに7月22日、スマートフォンが配られ、通話やメールは「LINE」で行われるという報道も出た。
これから「LINE」は通話やメールなどに加え、ゲームや音楽の配信、クーポン、ショッピングなどができるプラットフォームビジネスも拡充させていく。
久々に飛び出した日本製のキラーコンテンツだが、NHNジャパンの森川亮社長は7月3日に都内で行われた記者会見で、3年後には「フェイスブック」のユーザー数9億人を抜きたいと語り、事業拡大の鍵となるのは「LINE」に求められているサービス分析と提供、ならびに
「メイド・イン・ジャパンならではの、きめ細かなサービスだろう」
などと答えていた。