「五輪での悔しさは五輪でしか晴らせない」 潮田が決意、五輪選手団ロンドンへ出発

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セレモニーに臨んだ選手団。左から潮田玲子選手、三宅宏実選手、橋本聖子副団長
セレモニーに臨んだ選手団。左から潮田玲子選手、三宅宏実選手、橋本聖子副団長

   ロンドン五輪の開幕を5日後に控え、日本代表選手団の本隊、約50人が2012年7月22日、成田空港から現地に向けて出発した。出発に先立って全日空(ANA)が行ったセレモニーで、五輪には2度目の出場で、9月に引退することを表明しているバドミントンの潮田玲子選手(28)は、

「北京五輪では自分が納得できる試合ができず、悔しい思いだけが残ってしまった。ロンドンでは4年前の悔しさをはらしたい。五輪での悔しさは五輪でしか晴らせないと、ずっと思ってきた。引退表明をして最後の五輪になるので、悔いがないように心から自分が納得できる試合がしたい」
「かっこいい、きれいなプレーはいらないと思う。とにかく気持ちを出してがむしゃらに最後までシャトルを追う、強い気持ちでコートに立ちたい」

と、リベンジを誓った。3度目の五輪を迎える重量挙げの三宅宏実選手(26)も、

「いままでやってきたことをもとに、結果が出せるように頑張りたい」

などと意気込みを披露した。

   選手団を乗せたロンドン行きのNH201便は、11時半過ぎに出発した。

   ロンドン五輪に参加する日本選手では、体操の田中理恵選手(25)や競泳の北島康介選手(29)がすでに現地入りしているほか、7月21日未明には卓球の福原愛選手(23)らが合宿地のドイツに向けて出発している。

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