東京中日などは選手会に理解示す
他3紙は、より選手会側の立場に理解を示す形の論説となった。東京中日スポーツは、
「加藤コミッショナーの行動力のなさが今回の事態を招いた」
として、
「不参加が現実味を帯びてきた元凶はこの問題を前回大会以降、ずっと『放置』してきたことにある」
と指摘。デイリースポーツも同様に、権利関係をめぐる問題が放置されたことを批判しながら、
と嘆いた。
日刊スポーツは、
「米国側との交渉を考える前に、まずは『国内問題』を解決した方がいい」
と説く。
「今回の不参加決議は、選手会の主張が置き去りにされたまま、日本の出場を前提とした準備が着々と進められている。その不信感が積もり積もった結果ともいえる」
と、NPBと選手会とが密にコミュニケーションをとって一枚岩になるように求めた。