松山千春出馬で、新党大地に大量比例票?
北海道9区からは、自民党が擁立する元スピードスケート選手で現・北海道議会議員の堀井学氏(40)も出馬を表明している。そこに松山さんも加わるとなれば、大混戦になるだろう。
実際に松山さんが出馬したらどうなるのか、政治評論家の有馬晴海氏は「千春さんは一部の世代にとってはカリスマ。出馬すれば比例票を大きく伸ばすことばできる」と語る。
次期衆院選では、比例選の11ブロックが廃止され全国比例になると見られている。全国的に知名度のある松山さんが小選挙区だけでなく比例でも出馬し、全国から「薄く広く」票を集めれば、比例で3人、上手くいけば4~5人当選させることができるのではないかと見る。
鳩山氏と同じ北海道9区からの出馬については「話題になるので、可能性はある」。鳩山氏、堀井氏、松山さんで票が割れれば、少ない票数でも当選しやすくなる。松山さんが小選挙区で10万票獲得するのは難しいが、当選票数が5~8万に落ちれば、勝ちやすくなるという。一方で、「宗男さんは新党大地を全国政党にしていきたいと話していた。北海道以外の地域から出ることも考えられる」ともしている。
松山さんの出馬報道はネットでも話題になっていて、ツイッターや2ちゃんねるでは「ルーピー大ピンチじゃん!」「こりゃ考えたな。これで一番困るのは自民党のスケーターだぞ」「千春さんはあまり政治に関わらないでほしいな 歌手活動に専念してほしいです」といった声が出ていた。