内戦状態にあるシリアの首都ダマスカス中心部の治安施設で2012年7月18日に爆発があった。シリアの国営テレビはこの爆発でラジハ国防相とアサド大統領の義兄シャウカト副国防相、トゥルクマニ副大統領補らが死亡したと伝えている。
爆発は18日11時半頃(現地時間)に起きた。施設内では当時、軍・治安当局幹部らが集まって会議が開かれていたという。
反政府勢力の「自由シリア軍」がNHKなどの取材に対し「アサド政権内の人物の協力を得て、建物に爆発物を仕掛けた」と話しているほか、「イスラム旅団」と名乗る組織もインターネット上で犯行声明を出している。