群馬県の関越自動車道で起こったツアーバスの事故を受けて国土交通省が298社のバス会社に対して実施した重点監査で、8割超のバス会社で道路交通法上の法令違反があった。国交省が2012年7月18日に発表した。
法令違反のうち、48社で乗務時間が基準を超えるなど悪質かつ重大な違反を指摘した。
48社のうち、今後も高速ツアーバス業務を続けるのは26社という。
一方、厚生労働省は高速ツアーバスを運行する全国の貸し切りバス会社などの339事業所への緊急監督指導結果を公表した。残業代の不払いなどで、324の事業所(95.6%)が法令に違反していたという。