特定の一個人から一度に大量に
説明によると、ある特定の一個人だという大阪の男性から、一度に200~300枚もFAXが送りつけられてきたという。それも、市教委の対応について意見を言うばかりでなく、会見に出た幹部らの顔や容姿を罵倒するような酷い内容だったそうだ。脅迫まではいってないもののそれに近い内容もあったといい、市教委の教育総務課では、「本筋から離れた誹謗・中傷で、人権を無視するようなものでした」としている。
そこで、この男性に電話をして、「対応についての意見はお聞きするので、大量にFAXを送るのは止めてほしい」と要請し、一度警告した。しかし、さらに過熱する気配があったため、2012年7月16日になって警察に相談したとした。男性は、有限会社に所属しており、会社のFAXを使っていた。
ただ、朝日放送で報じられた効果もあってか、17日は夕方までにFAXは来なかったとした。警察に被害届を出す予定はないとしたが、もし警告する事態が続くなら検討すると言っている。