大阪市の橋下徹市長は2012年7月17日、東淀川区のマンションで7月15日に男子中学生が転落死したとみられることについて、自殺やいじめの可能性を含めて調査を指示したことを明らかにした。橋下市長によると、教育長と協議をして、今後の進め方や注意点を確認した。
橋下市長は、
「(協議の場で、教育長に)お願いしたのは、教育委員に前面に出てきてもらいたい(ということ)。これは、教育委員会の中で色々な考え方があるのかも知れないが、『非常勤だから表に出せない。教育長以下、事務局の幹部が前に出てメディア、市民に向けてメッセージを出す』ということは本来的に違う。これは教育委員会制度を否定するもの」
と、事務方ではなく教育委員が説明責任を果たすように求めた。