大和ハウス工業は、北九州市の物流施設に2000キロワットの発電能力をもつ大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設すると、2012年7月11日に発表した。2012年9月末に完成、10月からの始動を目指す。全量を九州電力に売電する。
北九州市にある物流施設の約2万3000平方メートルの屋根に太陽光パネル約8200枚を敷設する。年間の発電量は200万キロワット時の見込みで、一般的な戸建て住宅の約420世帯分の使用電力に相当。年間約8000万円の売電収入を見込んでいる。
同社は岡山工場(岡山県赤磐市)にも太陽光発電設備(年間発電量、約81万キロワット時)を導入。発電した電力のすべてを10月から中国電力に販売する。太陽光と風力などの再生可能エネルギー事業の拠点を全国約20か所に整備する計画で、2014年度までに発電能力を合計7万キロワット規模まで引き上げ、売電収入も30億円を目指す。