ツイッターの書き込み内容が「病んでいるのでは?」と心配されていた女子フィギュアスケートの安藤美姫選手(24)について、ロシア人コーチのニコライ・モロゾフ氏(36)との契約を解消していたことが分かった。
2012年7月7日、日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア部長が明らかにしたと、読売新聞などが報じた。安藤選手とモロゾフコーチとの間には、過去に熱愛報道もあったことから、ネット上では、安藤選手の7月の「病んだツイート」の原因について、「これ(コーチ関係解消)か」といった指摘が相次いでいる。
「後任コーチは未定」
伊東部長は、今季のGP(グランプリ)シリーズに安藤選手は「予定通り出場すると思う」が、後任コーチは未定と説明した。
安藤選手は、7月1日から4日にかけ、ツイッターに数回、「I born to die(死ぬために生まれてきた)」、「Hard and hurts(辛い、痛い)」などとつぶやき、ファンらがネット上で「大丈夫?」と心配していた。
安藤選手の「病んだツイート」が話題になった直後の7日になって、モロゾフ氏との「コーチ関係解消」が見出しになるなどして報じられたため、ネット上では、ツイートと「解消」話を関連付けて理解している人が少なくないようだ。「それでか」「なるほど」といった調子だ。
もっとも、伊東部長の説明では、コーチ契約を解消したのは、「昨(2011)年4月の世界選手権後」のことだ。11年秋ごろには、安藤選手とモロゾフ氏の「破局」関連報道も週刊誌に載ったことがある。今回の12年7月に入ってからの安藤選手のツイッター内容と関係があるのかどうかは不明だ。
安藤選手のツイッターは7月8日昼すぎ現在、4日の「病んだツイート」以降、新たな更新はしていない。