「本人」の写真や交流サイトの発言まで
今も「いじめの加害者」を特定しようとの動きが、ネット上で過熱気味だ。「2ちゃんねる」を中心に、「当事者」として数人の生徒の氏名を掲載。まとめサイトが作成され、本人の写真に加えて父親まで写真が載せられているケースもある。生徒のひとりが交流サイト上で発言したとみられる内容の画像も発見された。住所や電話番号が突き止められ、現在「調査中」となっている個所もある。
ネットでは「こいつら許せん」と怒りの声が高まり、「加害者」を特定する動きを後押しする人も少なくない。一方で「まだはっきりしたことが分からないのに」「関係者以外の人の名前が、悪意のある第三者によってネットに流されていたら」と心配する向きもある。