自動車リサイクルを重要戦略産業のひとつとして位置付け
このため中国は、第12時5カ年計画(2011~2015年)で自動車リサイクル産業及び自動車部品リビルド産業を重要戦略産業のひとつとして位置付け、育成を目指している。今回のフォーラムもその関連で開かれたものだ。
フォーラムとともに、日本側参加企業とビジネスマッチングを目的にした意見交換会も開催、日本側からは大手商社、自動車メーカー、建機メーカーなどが出席した。
フォーラムでは日本の自動車リサイクル業者として江蘇省張家港市に進出しているCRS埼玉の代表が、事業の概要を説明した。
張家港市は長江に面した産業都市で、中国政府が唯一、海外からのELV輸入を保税区に許可している。ELV処理のモデル事業を同地で進めるために中国政府が輸入を許可した。