「ビッグダディ」ネタ尽きて視聴率低下? 夫婦喧嘩を止めたら視聴率が取れなくなった

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   大人気の大家族ドキュメンタリー「痛快!ビッグダディ」の視聴率が落ちてしまったとネットで話題になっている。2012年1月14日放送は関東地区で15.7%(ビデオリサーチ調べ)、同4月7日放送は16.1%だったのに、同4月29日は10.6%、同6月23日は2時間半スペシャルで午後6時30分から7時は8.5%、午後7時から8時54分で12.7%だった。

   6月23日の「痛快!ビッグダディ16」は恒例の夫婦喧嘩がなかったことが原因という報道もあるが、そもそもは視聴者が驚くようなネタが乏しくなってしまい、飽きられてきたのだろうと考えている人もいる。

夫婦喧嘩を放送しろと苦情がテレ朝に殺到?

   この番組は06年9月からテレビ朝日系で放送が始まり、初めは子供8人の10人家族だったのが、離婚や、子連れ同士での結婚、また、元妻が戻ってきて子供ができるなど家族構成が猫の目のように変わり、現在は妻(29)と14人の子供と、香川県の小豆島で整体師を生業として暮らすビッグダディ(46)一家の姿がドキュメンタリーで描かれている。

   ビッグダディの波乱万丈の人生と、独自の子育て論、目まぐるしく変わる家族の生活が関心を呼び、いちやく高視聴率番組となった。年に4回のペースで放送されてきたが、今年は特別編成番組を加えると7月までに5回以上も放送されている。

   そうした中で6月23日放送の視聴率がふるわなかった原因は何だったのかとネットで話題になっている。今回の放送では、毎回番組の恒例だった激しい夫婦喧嘩がなく、放送前には「妻がケンカを封印するための断髪をしている」などと紹介したことが原因ではないか、と考えている人もいる。

   「週刊ポスト」(12年7月13日号)によれば、「どうして夫婦ゲンカを放送しないんだ!」というお叱りの電話がテレビ朝日に殺到したと書いている。楽しみにしているファンはガッカリしているのだという。実は、この件について「週刊ポスト」は記事の中で自画自賛している。

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