「赤羽のUFOおじさん」の仕業?
望遠レンズで撮影したという画像を見ると、UFOは三角形に近い形をしていて、緑や赤の発光体が大量に付いている。アップされた動画では、発光体が様々なパターンで次々と色とりどりの光を発している。イルミネーションを施されたクリスマスツリーが空を飛んでいるかのようだ。
実は、光る飛行物体は2011年ごろから荒川近辺でも目撃されている。
Youtubeにアップされている動画を見ると今回二子玉川で目撃されたものと極めて似ている。発光パターンもかなり近い。
荒川のUFOの正体は凧なのだそうで、北区赤羽を舞台にした漫画「東京都北区赤羽」の作者、清野とおる氏のブログによると、荒川の土手から電飾を施した大型の凧を夜な夜な揚げる中年男性がいるのだという。今回二子玉川で目撃されたものも電飾凧の可能性が高そうだ。恐らく、多摩川の土手から揚げていたのだろう。
清野氏は4日夜、二子玉のUFOについてツイッターに「赤羽のUFOおじさんの仕業っぽいな~(笑)」と投稿。赤羽では今も頻繁に飛んでおり、UFOは「見慣れた光景」になっている。街の人は最早何も言わないといい、清野氏は
「たとえそれがおじさんが愉快犯的に揚げた電飾凧だと知っていたとしても、人として、見る度にちゃんと驚かなきゃダメだよな。こういうことに慣れたら、絶対らめ!らめらめらめ!」
と呟いていた。