韓国・盧武鉉政権が日本を「仮想敵国」に 05年当時、米に仰天提案していた

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「提案」ばらしたのは大統領選立候補予定者

   鄭氏は、12月に予定されている大統領選への出馬を表明しており、発言の影響力は大きいはずだが、意外にも韓国メディアの伝え方は淡々としている。実は鄭氏は、6月28日に開かれた討論会では

「韓国も核保有能力を持つべき」

などと主張している。この発言で広がった波紋の方が、今回の発言のものより大きかったという事情もあるようだ。

   前出の盧大統領時代の外交政策が「反日」につながっているとの指摘も多く、今回の報じられた発言をめぐっては、日本側のネットでは批判の声が多い。例えば、このニュースを報じた「中央日報」日本語版の記事には、

「結構な話です。 1つ宣戦布告してもらおうではありませんか」
「あれ(盧元大統領)はバカな男だったなあ」
「ご安心ください。日本人はすっかり韓国を敵視しています。お気遣いなく」

といった辛らつな声が多く寄せられている。

   なお、日本と韓国は6月29日に軍事情報包括保護協定(GSOMIA)に署名する予定だったが、韓国側の要請で急に延期になった経緯がある。延期の背景には、鄭氏が所属するセヌリ党の強い反対があった模様で、李明博大統領が政府・与党をまとめきれていない実情も明らかになっている。

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