宮澤佐江が「チーム4に苦言」? AKB48若手メンバーの問題点とは

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チーム4が成長しないとAKBの未来はない

   インタビューを読んだファンは2ちゃんねるで、「『足の引っ張り合いしてないでまずチームとしてのパフォーマンスに傾注しろ』というふうに読めるんだけど」「要は『一致団結してパフォーマンスを魅せる気概を感じない』ってことだろうな」と宮澤さんの発言を噛み砕いた上で、「叱ってくれる存在もお手本もいないし、叱ろうにも課題を見極められる程の経験と力量がそもそもない だからほんとにいつまでたっても研究生にしか見えん」「半年前の西武ドームではもう明らかにただこなれてきてパフォーマンスの質落ちてた それぞれがただ自分を可愛く見せることしか考えてない感じがありありだった」とチーム4の問題点を指摘している。

   チーム4は11年6月、研究生から昇格したが所属チームが決まっていなかった9期生、10期生で結成された。その後キャプテンの大場美奈さんが、未成年飲酒などをほのめかした過去のブログが流出し謹慎処分となったが、チーム4の劇場公演は10月からスタート。大場さんは謹慎終了後の12年1月からキャプテンに復帰している。3月には研究生5人のチーム4昇格が決まり、16人体制でスタートしたばかりだ。

   「AKB48ヒストリー~研究生公式教本~」を執筆したライターの篠本634(しのもと・むさし)さんにチーム4の問題点について聞いてみると、チーム4の公演はパフォーマンスはもとより、MCが弱く、全体的にグダグダな印象を受けてしまうのだという。それでも前と比べて随分良くなっているとした上で、「先輩がいないことが不幸」という答えが返ってきた。

   チーム4は9期以降のメンバーで構成されているため、問題点を強く指摘してくれる先輩がいない。パフォーマンスやMCの問題点を細かくあげて、こう改善していこう、という指導がないので、「何とかしないと」と思ってもどうしたらいいかわからないという風に篠本さんは感じているという。また、チームA、K、Bの立ち上げ当初と違いチーム4にはテレビや雑誌の仕事も多く、劇場公演に一生懸命になりにくい環境でもある。

   「絶対的センター」前田敦子さんの卒業もあり、AKB48の運営は次世代の構想を練って試行錯誤している。その次世代を担うのが若手チームで、かつては「いいメンバーが集まった」と評価された9期メンバーを中心としたチーム4だ。ここでチーム4が成長して結果を残さないと、AKB48の未来はないだろうと危惧した。

   チームKは2006年にオーディション合格した2期生で結成され、1期生のチームAに追い付け追い越せで頑張ってきた「体育会系チーム」として知られる。宮澤さんは6年間荒波にもまれてきたからこそ、今のチーム4にいらだつ気持ちがあるのかもしれない。

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