「結局、後進のタレントが育っていない」
イエローキャブが経営難だったという報道は過去にもいろいろ出ている。事実かどうかは不明だが、「週刊文春」4月15日号の記事によると、同事務所の実質オーナーだった北陸のパチンコ業者が経営陣と衝突。事務所経営から手を引いたことで資金繰りが悪化していたという。
芸能評論家の肥留間正明氏は、「イエローキャブは元々、渡辺プロ出身でマネージャーとしての能力が傑出していた野田さんが伸ばした会社。彼が表に出て、自分の名前で仕事を取ってきていた。やっぱり野田さんがいなくなったのが大きい」と語る。現在も、事務所には小池栄子さんや佐藤江梨子さんが所属しているが、一般的な知名度を持っているのはこの2人だけだ。
「結局、後が育っていない。タレント自体も今、過当競争でギャラが10年前の2分の1とかになっていて、厳しい事務所は多い。自殺かどうかは分からないが、切羽詰まった部分があったことは想像できる」
と話していた。
有名芸能事務所社長の突然の死はネットでも話題になり「何があったんや…」「小池は演技力あるから事務所絡みで消えるのはもったいねぇなぁ…」といった声が出ていた。