母親の生活保護受給が問題となったお笑いコンビ「次長課長」の河本準一さんが、生活保護費の一部を返還した。
河本さんは問題発覚以来、記者会見で釈明はしたものの批判が殺到しており、テレビ番組の仕事も減っていた。
提示された金額の全額を納付
所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーは2012年6月26日、河本さんが行政当局から提示された金額の全額を納付したことを発表した。金額は明らかにされていない。
河本さんは
「自分の未熟さで、みなさまにはご迷惑をお掛けしまして、大変申し訳ございませんでした。みなさまのお叱りをしっかり受け止め、一層の努力で、お世話になった岡山の皆さまや、ご迷惑をお掛けした皆さまに少しでも恩返しをさせてもらい、親孝行もしていきたいと思います」
とコメントしている。
河本さんの母親の生活保護受給は12年5月、週刊誌の報道で発覚した。その後河本さんは記者会見を開き涙ながらに謝罪したが、過去にテレビ番組などで発言した「豪遊」エピソードや、「擁護派」「反対派」の著名人らが騒ぎ立てることで反感を買い、批判の声は止まなかった。また、ほぼレギュラーの扱いだった「人志松本のすべらない話」の出演を見送るなど、問題発覚以降テレビ番組の出演も大幅に減っていた。