菅直人前首相は2012年6月23日のブログで、消費増税関連法案への反対を明言している小沢一郎・民主党元代表に従って衆院採決で造反しようとしている議員に対し、考えを改めるよう呼びかけた。
菅氏は11年に小沢氏が自身の不信任案に賛成すると言って造反しようとした事を引き合いに出し、「過去において小沢氏は何度も同じことをやってきた。その都度大半の『小沢グループ』の顔ぶれは変わっている。しかし、新たに取り込まれた『小沢グループ』の議員が小沢氏個人の駒として使われているという構造は変わらない」と指摘した。
また小沢グループの議員に対しては、「小沢氏の個利個略のために、駒として利用されることがないように、目を覚ましてほしい。そして小沢氏の呪縛から離れて、自らの判断で、行動してほしい」と訴えた。