大阪市の橋下徹市長が2012年6月21日の定例会見で、目玉政策のひとつであった「公募区長」24人の顔ぶれを発表した。政令市が全区長を公募で選ばれた人材から起用するのは初めて。6人は公募に応じた現職の区長が続投するが、残る18人は外部から起用。最年少は27歳の元NHK記者で、最年長は60歳の元岩手県労働委員会の事務局長。それ以外にも、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)運営会社社員や、関西電力社員などがいる。
橋下市長は、多彩な顔ぶれを
「よく言えば個性豊かで、悪く言えば、バラバラ」
と評した。
区長の公募には、全国から1460人の応募が殺到した。任期は8月1日(海外在住の2人は9月1日)から16年3月末まで。